DAYTONA GLOBAL

HISTORY OF THE DC2S開発ストーリー

農業界に新しい風と力を

業界初の耕耘機はバイクのような疾走感で
パワフルに畑を突き進む

令和元年、日本初のシステムを導入した耕耘機が誕生しました。「家庭菜園でも世界が納得する性能を」の名の下に、オートバイの世界では知らない人はいない株式会社デイトナが開発。その特徴は、Power(力強さ)×LINK SUSPENSION(リンクサスペンション)の新機構によって使用者の負担が少ないのにも関わらず、硬い土地でも深く耕耘できる点です。実際に使ってみると、深く掘り起こしているのに手はそっと添えるだけのような扱いやすさで、鮮やかなオレンジ色の耕耘機で畑を疾走している気分になります。

耕耘機の定説を覆す

これまでの耕運機業界は、硬い土壌を耕すためには重いものを、持ち運びやすさを重視するなら軽いものをというのが定説でした。最も家庭菜園者に売れているのは小さく軽い耕耘機。車で運びやすく、畑でも女性やご年配の人が扱いやすいからです。しかし、弱点は硬い土壌だと跳ねてしまって深く耕せないこと。そのため、ある程度の規模面積を耕す方や野菜づくりのベテランの方にとっては耕耘力に物足りなさが出てきて、重いものを選ぶ方もいます。その両方の魅力をサスペンションが繋ぎ、この度世に出ることとなりました。

開発への思い

開発に携わったのは(株)デイトナの現社長である織田哲司さん。社長になる以前の2015年からコツコツと開発してきました。「両親や嫁が10年以上家庭菜園をやっているんです。そのお手伝いの時にミニ耕耘機を使ったんですけどすごく跳ねてしまって、うまく耕せなかったんですよ。しかも筋肉痛になってしまって。コツを覚えればいいと言われましたが、これは危ないと感じましたね。それからは耕耘機が気になって、自分で調べたり、農業系専門店で話を聞いたりしました。知っていくうちにピンと来たんです。耕耘機にもバイクのようなスプリング機能があればいいんじゃないかって!」

アイデアを手に入れた織田社長は休日に会社の工場で久しぶりの溶接を始めます。ただ耕耘機のノウハウがない中での模索が続きます。その時に一緒に開発してくれたのが岡山県にあるオカネツ工業(株)でした。織田社長自ら静岡県から岡山県まで何でも足を運び、思いとアイデアを伝え、試作を重ねたそうです。「点と点が繋がったようでした。これで両親や嫁のような人でも安全に深く耕せるものができたと嬉しかったですね!」

バイクと家庭菜園の共通点

「現在の世の中ってデジタルな世界が多いですよね。すごく便利です。でもバイクや家庭菜園は敢えて不便さを求めていると思うんです。バイクだったらヘルメットやグローブを着けたり、家庭菜園なら長靴や手袋着けたりと面倒なことをしないといけない。でも不便さの先には自然との触れ合いによる自由や、同じ気持ちを持った人との繋がりがあります。そこでは人間性を取り戻せる気がするんですよね。

振り子のように世の中の流れと真逆にあるからこそ、これからみんなが追い求めて走り出すんじゃないかと思っています」自然を求める全ての人が安全に、楽しく走り出すのを応援する新しい耕耘機は、多様性と優しさに満ちているからこそ畑であんなにもカッコよく見えるのだと感じます。

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